当たったらハワイに行かせてもらいます。でも外れても俺らは悪くありません-。
日刊スポーツが誇る最強、いやジャイアン調の最恐評論家コンビ・谷繁元信氏(51)里崎智也氏(45)の今季順位予想の経過を、5月2日時点の成績で途中報告します。夢のパーフェクト予想を目指す今季。30試合前後を消化した今、その予想精度はいかに-。
※開幕前の対談動画もYouTubeで絶賛公開中。
★セ・リーグ順位(両氏の予想)
(1)巨人(谷繁<1>里崎<2>)
(2)ヤクルト(谷繁<2>里崎<1>)
(3)広島(谷繁<6>里崎<5>)
(4)中日(谷繁<3>里崎<6>)
(5)DeNA(谷繁<4>里崎<4>)
(6)阪神(谷繁<5>里崎<3>)
谷繁氏は1、2位が現状では正解。中日、DeNA、阪神も順位1つ違いで狙い目がいい感じだ。里崎氏は正解はゼロだが、順位1つ違いが3つあり、今後に期待できる展開だ。
日刊スポーツの順位予想では的中数よりも、予想順位と実際の順位による誤差をマイナス点で加算。ポイント制で評論家の眼力を順位づけている。谷繁氏はマイナス6点(昨季セ予想はマイナス8点)、里崎氏はマイナス10点(同マイナス12点)だ。
2人の誤算は広島の健闘。谷繁氏は最下位、里崎氏も5位に据えたが、鈴木誠也がメジャー移籍する中で3位につけている。外れた時の予防線として各球団ごとにコーチや某オーナーをスケープゴートにしたが、谷繁氏は広島は唯一「広島だけ、佐々岡監督にする? ハハハ!何か言ってこられたら、謝っておくよ」と指名。一方で里崎氏は「たぶん広島はあと3、4年したら強くなりますね。だから2026年」と先行予想した。2人の運命は広島にかかっている。
★パ・リーグ順位(両氏の予想)
(1)楽天(谷繁<2>里崎<3>)
(2)ソフトバンク(谷繁<4>里崎<5>)
(3)オリックス(谷繁<1>里崎<2>)
(4)西武(谷繁<5>里崎<4>)
(5)ロッテ(谷繁<3>里崎<1>)
(6)日本ハム(谷繁<6>里崎<6>)
谷繁氏は正解が1つ、里崎氏は2つだ。“日刊ポイント”では谷繁氏がマイナス8点、里崎氏がマイナス10点。ともに昨季のパ予想はマイナス14点で、改善の予兆はみられる。それでも初めてロッテを1位予想した里崎氏だが、現状古巣は5位低迷で裏目に出る可能性を秘めている。
完全試合を達成した佐々木朗の活躍は「佐々木朗が中6日で回ったらヤバいです」(里崎氏)「15勝は余裕で勝つ」(谷繁氏)と予見していた。だが里崎氏の「レアードとマーティンが打つのは必須」という前提条件が崩れており、5月以降の予想巻き返しのポイントになりそうだ。