ソフトバンクが、1950年の2リーグ制導入後ではパ・リーグ最速となる通算5000勝を達成した。セ・リーグでは巨人のみが到達している。

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【ホークス節目の勝利】(2リーグ分立後)

◆初勝利 南海10○4阪急(50年3月11日=西宮)4回に笠原和夫や飯田徳治らの集中打に足を絡め先制。その後も追加点を挙げ、パ・リーグ初戦を飾った。

◆1000勝 南海4○2大毎(62年7月3日=東京)4回に野村克也が20号ソロを放つなど、小刻みに加点。スタンカら3投手のリレーで反撃を断った。

◆2000勝 南海5○4近鉄(76年7月15日=日生)4点のビハインドから反撃開始。4回に追いつき、7回には藤原満が決勝打。最後は江夏豊が締めた。

◆3000勝 ダイエー7○3日本ハム(95年6月28日=福岡ドーム)打線が3打点の坊西浩嗣を中心につながった。先発吉田豊彦を9回途中木村恵二が継いで逃げ切った。

◆4000勝 ソフトバンク3○1巨人(09年6月13日=ヤフードーム)5回に松田のソロで勝ち越し、8回はオーティズの二塁打で加点。先発ジャマーノからの継投でしのいだ。