オリックスが今季最多9失点で、2度目の4連敗を喫した。ソフトバンク相手に同一カード3連敗は2年ぶりで、借金は3に膨らんだ。中嶋監督は「この世界、結果なんでね。そこは求めていかないといけない」と厳しい表情だった。

2点ビハインドのまま反撃を待ちたい7回。2番手比嘉が一塁けん制悪送球も絡んで失点し、3番手の斎藤も4連打と崩れ、計6点を失った。一方の打線は3得点がやっと。4月2日の日本ハム戦で7得点した後、25試合連続で4得点以下。チーム打率2割7厘、総得点数81はともに12球団ワーストで、1試合平均2・45得点となっている。現状は反発力が強くないだけに大量失点が響いた。

指揮官は、4日の試合後に打撃陣に積極的なスイングを注文。9回に頓宮、野口の適時打で2点を返したが「(序盤に)ヒットになってない。最後の方だけ。みんなで姿勢を崩さないようにやってほしいですね」と辛口エールを送った。5月は4戦全敗。白星が欲しい。【真柴健】

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