阪神西純矢投手(20)が18日のヤクルト戦(神宮)に先発し、懐かしの地で燕斬りに挑む。

神宮での登板は3年ぶりだ。高校3年時にU18日本代表入り。19年8月の侍ジャパン壮行試合・大学日本代表戦に3番手で登板。6回に中大・牧(現DeNA)に左越えソロを浴びた苦い思い出がある。「あんまりいい印象はないんですけど(笑い)。懐かしいなという感じです」と苦笑交じりに話した。

雨天中止の影響で8日の中日戦(バンテリンドーム)以来、中9日での登板になる。ブルペンでは変化球を修正し、準備を進めてきた。「しっかりもう1回、準備をして調整していきました。神宮だとホームランも出ると思うので、村上さんや青木さんとかの左打者をどう抑えるか」と意気込んだ。

遠戚関係の西勇と同一カードで先発するのは、21年5月のヤクルト戦(甲子園)以来で、西純にとってはプロ初勝利を記録した相手。自主トレ期間もともに汗を流してきただけに「いい流れで回してくださると思うので、自分もそれに乗って投げられるようにしたい」と今季2勝目に意欲を燃やした。【三宅ひとみ】

【関連記事】阪神ニュース一覧