京滋大学春季リーグ戦が23日に行われ、佛教大が京都先端科学大を3-0で下し、7季連続59回目の優勝を決めた。投手戦になったが、7回に犠飛などで2点を先制。9回にも加点して逃げ切った。先発の徳田光希投手(4年=木本)が鮮やかな完封勝利。今春はプロ注目のエース木村光投手(4年=奈良大付)が右肩の違和感で状態が整わないなか、徳田ら投手陣を中心に一丸となって、頂点に立った。チームの危機を乗り越え、田原完行監督(62)は「重圧がすごかった。ホッとしています。(投手陣は)半信半疑でした。みんなでつないでいってここまで来られた。正直、驚いています」と話した。6月6日に開幕する全日本大学野球選手権に出場し、同日に神宮で東海大(首都大学)との初戦を迎える。