男子バドミントンの桃田賢斗(27=NTT東日本)が試合前のファーストピッチセレモニーに登場した。サウスポーから繰り出した投球は、外角高めへのボール球に。球速は104キロを計測したが「ちょっと自分では納得いかなかった」と苦笑いを浮かべた。

ユニホームはBIGBOSSと同じ背番号「1」を着用。「もう1回、1位に返り咲くという意味で付けさせてもらった」と、あやかった。現在は男子シングルス元世界ランキング2位で、再び1位の座を目指している。新庄監督とも対面し「握手をさせてもらいパワーをもらった。すごく、いい匂いがしました」と感激していた。

16年3月に巨人-ヤクルト戦(東京ドーム)で始球式を行った以来のマウンド。初めて訪れた札幌ドームに「すっごいキレイで圧倒されています」と球場を見渡した。昨夜は「おなかいっぱい、カニを食べてきました」と海の幸を堪能したという。

桃田は昨年の東京五輪日本代表。19年は国際大会で11度の優勝を成し遂げ、世界バドミントン連盟による男子世界最優秀選手に選ばれるなど、日本バドミントン界をけん引している。