DeNA斎藤隆チーフ投手コーチ(52)が30日、オンラインで取材に応じ、29日の西武戦でサヨナラ本塁打を浴びた平田真吾に変わらぬ信頼を示した。

29日の西武戦(ベルーナドーム)で同点の9回から登板。先頭の代打栗山巧にサヨナラアーチを浴び、チームも連敗を喫し、カード勝ち越しを逃した。

斎藤チーフ投手コーチは「信頼は変わりませんし、平田がいなくなると、今のブルペンが回らなくなるんじゃないかというくらいに信頼は高いので、彼には頑張っていてほしいと思っています」と次回登板に期待を込めた。

サヨナラの1発は、2ストライクから低めに沈む変化球を栗山の技術と経験によって、すくい上げるように右翼席に運ばれた。斎藤チーフ投手コーチは「彼が打たれたボールがそんなに悪いボールと判断はしてません。勝負にいって、勝負に負けた」と話した。

平田は今季、13試合に登板し、0勝1敗、4ホールド、防御率5・06。29日の西武戦では痛恨の1発を浴びたが、今季初登板だった4月23日広島戦から自身10試合連続無失点と安定した投球を披露するなど、ブルペンを支える。

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