右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷からの1軍復帰を目指す巨人坂本勇人内野手(33)が、7日のイースタン・リーグ、ロッテ戦(ジャイアンツ球場)で離脱後初めて実戦で守備につくことが4日、分かった。坂本は4月30日の阪神戦(東京ドーム)の守備で負傷し、翌5月1日に出場選手登録を抹消。5月25日の3軍戦で実戦復帰すると、ここまで2軍戦を含め3試合に出場したが、患部の状態と負担を考慮し、いずれも指名打者だった。

この日からの同楽天2連戦(陸前高田、南三陸)には同行せず、状態を最終確認。問題がなければ7日にジャイアンツ球場のファンの前で、「ショート坂本」が約1カ月ぶりに復活することになる。原監督は坂本が実戦復帰した際、ファームの実戦で守備につくことが昇格の1つの目安としたうえで「デイ・バイ・デイでしょう。焦ることなく本人が考えてやってくれている」と語っている。キャプテンの1軍復帰実現へ、最終段階に入る。

 

◆4月30日 阪神戦(東京ドーム)の守備で負傷

◆5月1日 出場選手登録を抹消され、ファームで調整

◆同25日 巨人3軍-テイエステック戦で実戦復帰。2打数無安打

◆同26日 巨人3軍-日本製鉄鹿島戦で実戦復帰後、初安打。2打数1安打

◆同28日 イースタン・リーグ楽天戦に出場し2打数1安打

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