阪神が日本ハムに3タテを食らわし、5連勝とした。先発の伊藤将司投手(26)は6回3失点の粘投で、昨季から甲子園5連勝で今季2勝目。大山悠輔内野手(27)は今カード4発目となる3回の13号3ランで勝利をグッと近づけた。小野寺暖外野手(24)は1点リードの8回2死満塁から代打で右中間への走者一掃適時三塁打でダメを押した。

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▼阪神が今季2度目の5連勝。交流戦前の阪神は17勝29敗1分け、勝率3割7分でリーグ最下位だったが、交流戦は8勝4敗の2位。交流戦前にリーグ最下位の球団が交流戦で優勝すれば18年ヤクルトに次いで2度目になる。18年ヤクルトは交流戦前の成績が17勝26敗1分け、勝率3割9分5厘で首位広島から9・5ゲーム差の最下位だったが、交流戦で1位となり、交流戦終了時にはセ・リーグ4位に浮上。最終的には2位でCSに進出した。

▼大山と佐藤輝がそろって打点を挙げた10試合で、チームは9勝1敗の好成績だ。初のそろい踏みとなった3月30日広島戦に敗れただけで、4月22日ヤクルト戦から9連勝を飾っている。

▼今季阪神の同一カード3連戦3連勝は、4月29日~5月1日巨人戦(東京ドーム)に次ぎ2度目。甲子園では初で、昨季10月1~3日中日戦以来。

▼交流戦での同一カード3連戦3連勝は、昨年の最終カード6月11~13日楽天戦(楽天生命パーク)以来。甲子園では、15年5月26~28日楽天戦以来となった。

▼阪神の自力優勝消滅は、最短で7日。同日にヤクルト○なら阪神△または●、ヤクルト△なら阪神●のとき。

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