ロッテ山口航輝外野手が自身2打席連発の決勝アーチをかけた。

2回先頭で迎えた第1打席、中日松葉の高め直球を左中間席へ放り込む先制5号ソロとした。7日の中日戦でも、代打で逆転3ランを放ったばかり。「今までの中でも完璧に捉えた一打だったと思います。イメージ通りのスイングができたし、目付けもしっかりできた」と好調を継続した。

得意の五七五は6月9日とかけた。「ロックの日 バットが奏でる ホームラン」。3試合ぶりの先発出場に「スタメンと聞いた瞬間から楽しみでしようがなかった。何とか結果を出してやろう」と、一層気合を入れて臨んだ。有言実行のロッカーになった。

一塁の好守備でもロメロを助け、中日をスイープ。今季2度目の4連勝で、ソフトバンクに次いで12球団2番目の交流戦通算200勝に到達した。「記念の日にこうしてヒーローになれてうれしい」と笑った。

▼ロッテが勝ち、交流戦で区切りの通算200勝目。交流戦の200勝到達はソフトバンク(228勝)に次いで2球団目。

ロッテ・ロメロ(古巣中日相手に8回無失点で4勝目。最後の奪三振で雄たけびを上げ)「相当興奮してましたね。日本で初めて8回まで投げられて、気持ちが爆発してしまいました」

【関連記事】ロッテニュース一覧