ロッテが延長戦で敗れ、連勝は5でストップした。延長11回、4番手の東條大樹投手(30)がDeNA大和に決勝打を許した。12日のDeNA戦に勝つと、交流戦の勝ち越しが決まる。

勝てなかったものの、先発の佐々木朗希投手(20)は8回1失点の投球を見せた。中7日での先発。初回はDeNA打線をわずか5球で内野ゴロ3つに仕留める滑り出しだった。2回、先頭の4番牧にカーブを右翼テラス席へ運ばれ、先制点を許した。その後は緩急を交えながら、8回まで94球を投げた。直球の平均球速は157・8キロと出力は普段より控えめ。今季あまり投げていなかったスライダーの比率が多く、今後への新たな可能性を示した。

チームはDeNA京山を攻めあぐね、6回にようやく高部のバント安打、盗塁を起点に中村奨の犠飛で同点に追いついたが、佐々木朗の登板中に勝ち越すことができなかった。9回は2死満塁の好機でマーティンが空振り三振。10回も無得点だった。

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