ソフトバンクが今季最多5本塁打の1発攻勢で、楽天田中将を攻略。連敗を3で止め、リーグ戦再開初戦を白星で飾った。藤本博史監督(58)の、試合後の一問一答は以下の通り。
-リーグ戦再開の初戦を取った
藤本監督 エース同士というかね、うちは千賀が投げて。なかなか本調子とはいえない投球だったんですけど、打線の方が、取られたら取り返すという形でいい形でつながったと思います
-乱打戦になった
藤本監督 千賀が投げるからそうは点を取られないと思ったんですけどね。楽天の打線もいい打線だし。そういう意味では取れるところでしっかり取らないといけないなと考えていたので。逆転されて、牧原の3ラン。そしてその後のグラシアルの本塁打というのはすごく良かったと思います
-5本塁打
藤本監督 今シーズン初めてじゃないですかね。こういう本塁打を打てる打者が多いということですよね
-いい形で勝利
藤本監督 交流戦が終わって、今日からオールスターまで29試合あるんですけど、いい形でスタートが切れたんじゃないかなと思います
-打つべき打者が打った
藤本監督 やっぱり柳田が打ったり、グラシアルが打ったり、あとデスパイネが打ったりすると、ベンチのムードも良くなる。今日みたいな試合をやっってくれたらありがたいですけどね
-先頭打者への四球が目立った
藤本監督 そのへんは反省点ですね。点が入った後の先頭打者とかね。そういうところは注意してやってもらわないと。イニングの先頭への四球から点が入るケースが多いのでね。椎野はあそこで代えましたけど、むだな四球はなくしてほしいと思います
-試合前は「スモールベースボール」と話していたが
藤本監督 そうやって言っておいた方がいいかもわからんね。ホームラン、ぎょうさん出たからね
-練習期間中には王会長もゲキ
藤本監督 会長が言えば、てきめんにすぐ出ますからね。効果がね
-柳田の状態は
藤本監督 感じ的には良くなってきたですね。まだちょっとボールに近づいているところはあるんですけど。打球がいい角度で上がりだしているんでね。あとはもう少しのタイミングじゃないかな
-交流戦からの悪い流れが変わる
藤本監督 交流戦で最後3連敗してね。4日間、試合がなくて。リーグ戦がまた始まったところで、この打ち方というのはね。打線は明日からいい形で入っていけるんじゃないかなと思います
-5番牧原大が決勝弾
藤本監督 牧原はホームラン打者じゃないんですけどね。つなぎの5番と試合前も言ってたんですけどね。2番打ったり、3番打ったり、5番打ったり、6番打ったり。サード守ったり、セカンド守ったり、ショート守ったり、センター守ったり。レギュラーよりしんどいと思います。それをしっかりジョーカーとしてやってくれているのは本当にありがたい。1年間でけがさせないためには、どこかで休ませないと行けないし。そのへんは考えながら使っていきたいと思います
-好投手の田中将を打った
藤本監督 当然、野手の方々はそれを自信にして明日から入ってくれたら。明日も明後日も、いい投手が来るので。どんどん積極的にいって、2ストライクアプローチしてくれたらいいんじゃないかなと思います
-柳町が復帰し2安打
藤本監督 打つ方はいいんですけどね。足の状態がね。タッチアップも少し遅かったし、長くけがにつながったら困るんで。今日も最後まで守らせようと思ってたんですけど。ちょっと見てたらね。怖さがあるんですよ。打撃自体は、2軍に行く前よりいい打撃をしてますよね
-甲斐野が今季初登板
藤本監督 あのへんはまだまだ、投げてみないとわからないんでね。できるだけ、そういうところで投げさせて。5回以降の投手が楽になってくるところもあるんでね。津森がちょっとバテてきているんで。5日間休んで、どこかで調整登板とかやりながら。勝ちパターンの投手なんでね、間隔開けて悪くなるのも困るのでね
-8回は途中から又吉を投入
藤本監督 今日は3点差やったら又吉。4点差では行かせないと決めてたんですよ。5点あったんで、投手コーチが椎野で行きましょうと。最初の四球を見て、5点差で何を考えてるんかなと思ってね。ゾーンで勝負する気持ちを持ってもらいたかったんですけどね。又吉は本当は使いたくなかったですけど、使いました