ロッテ山口航輝外野手(21)が満塁のチャンスで先制2点適時打を放った。

3回2死満塁。日本ハム伊藤の1-2からの4球目、低めのスライダーに下半身で粘り、レフトへはじき返した。二者が生還。山口は送球間に進んだ二塁上で右腕を突き上げ、ベンチ前でキャッチボールする先発ロメロも応えた。

今季7度目の4番起用に応えた。試合中、球団広報を通じ「チャンスでしたし、どんな形でも走者を返すという気持ちでいきました。追い込まれましたけれど、なんとか食らいつくことができて良かったです」とコメントを寄せた。初回は2死一塁で、外角直球に見逃し三振。次の打席でしっかりやり返した。

ロッテは前日17日の日本ハム戦(札幌ドーム)でも、9回2死満塁のチャンスで中村奨が決勝の3点適時二塁打を放っている。一時期はタイムリー欠乏症に苦しんだチームに、連日の一撃が出た。

【ニッカン式スコア】18日の日本ハム-ロッテ戦詳細スコア