左足首捻挫で2軍調整中だった西武今井達也投手(24)が、今季初登板する。5日からのオリックス3連戦(京セラドーム大阪)で先発予定。開幕直前に右内転筋を痛め4月に足首を負傷。リハビリ期間を経て、6月30日にはイースタン・リーグDeNA戦で、5回パーフェクト投球を披露した。わずか66球にまとめ、辻監督は「完璧に抑えていたからね。力みなく、ああいう風に投げてくれれば、十分。オリックス戦で投げさせます」と期待をふくらませた。

リハビリ期間中は、パドレスのダルビッシュに連絡し、ウエートトレーニングのメニューを相談した。その効果もあって、体重は約5キロ増の82キロまで鍛えた。今井は「けがをしていろんな視点から自分を見つめ直した」と手応えを胸にマウンドに上がる覚悟。チームは5連勝後、首位ソフトバンクに2連敗を喫した。上位を見据えるには、カード勝ち越しが絶対条件で「1軍で投げられないのはすごく悔しかった」と気持ちをぶつける。

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