阪神から両リーグ最多の4人が選出された。セ・リーグ投手部門で先発青柳晃洋投手(28)、中継ぎ湯浅京己投手(22)の2人が選ばれた。外野手で佐藤輝明内野手(23)、近本光司外野手(27)が選出された。

29試合連続安打中で、球団記録まであと1に迫っている近本は28万2825票を獲得し、セ外野手部門3位で3度目の選出となった。19年はサイクル安打でMVPを獲得。昨年は19年から続く7打席連続安打をマークし、球宴新記録を打ち立てた。お祭り舞台に強い「オールスター男」は「いや~でも、ホームラン打たなあかんのかなと思ってますけどね(笑い)。シーズンでホームランまだ1本も出ていないので。狙ったら…、狙ったら打てるものじゃないですけど、そういうところを見せていけたらと思っています」と宣言した。

対戦したい投手にはロッテ佐々木朗を挙げ「やっぱり(交流戦でも)すごかったですし、もう1回ね、シーズンとは違う雰囲気での対戦にもなるんで。対戦する機会があればね、ストレートをしっかり狙いたいと思います」と意気込んだ。

前半戦の戦いについては「チームが苦しい状況の中でずっと戦ってきているので、何とか勝つために、勝ちにつながるためにどういうプレーをしていったらいいのかというのは常に考えている」と力を込め、「ここまでまだまだ納得しない成績ばかりなので、そういうところでしっかり引っ張っていけたら、後半に向けてしっかりやっていけたらいいなとは思っています」と見据えた。