阪神近本光司外野手(27)が、今季1号を放った。1-0で迎えた6回1死一塁で、ヤクルト先発の高梨の140キロストレートを捉え、右翼スタンドへ。今季1号が貴重な追加点を生み出した。

前日7日の広島戦でアンダーソン、栗林に4打数無安打に封じられ、連続試合安打が30でストップ。球団記録更新はならなかった。「こんだけ長いプロ野球の歴史で名前が載るのはすごく光栄に思います。『やっぱりそこで止まっちゃう自分なんだな』っていうのは守備しながら思ってました」と心境を語っていた。一方で、新たなスタートへの強い意欲も示していた。

球団史に名を残した打者が、22年1号弾で再出発。「浮いてきたストレートを一発で仕留めることができました。ヤギさん(青柳)を援護できてよかったです。今日からまた頑張ります」と前を向いた。

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