タフマンの守護力は、生きていた!? 阪神佐藤輝が、チームを元気づける先制点のV打点を決めた。初回2死二塁の好機で高梨の真っすぐを捉え、右翼フェンス直撃の適時三塁打。あと一伸びすればスタンドインの大きな当たりだった。

「結構高く上がったんで、どうかなと思ったんですけど(外野手に)捕られなくてよかったです」。捕らないでくれ~と祈りながら、心の中で叫びながら、2つのベースを蹴った。「1個でも先に行こうと思って」。ユニホームのズボンが破けたほどのスライディングで、虎党を沸かせた。

“神宮名物”を味方につけた。「当たり前でしょ。ソッコー飲みましたよ」と明かしたのは、ヤクルトの栄養ドリンク「タフマン」。前回神宮3連戦の5月18日の試合前、ゴクリとやってバックスクリーン右へ10号弾。この日も縁起物のエネルギーを補給し、6戦ぶりの打点で初戦圧勝への流れを作った。「いい流れにもっていけると思うので、よかったです」。もちろん9日もタフマンパワーだ。

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