阪神は2戦連続ヤクルト戦中止を受け、ローテを大幅に再編した。球宴前の借金返済に向け、12日からは勝負の9連戦。最初のカードとなる巨人3連戦はウィルカーソン、西勇、伊藤将の順番でGキラー3人が投入される。

ウィルカーソンは直近登板4試合で勝ち星なし。4試合のうち5回未満の降板が3度と疲労の色が見え、1日に出場選手登録を抹消されていた。とはいえ巨人戦は3戦先発で無傷の2勝、防御率1・50。リフレッシュした心身で5月27日ロッテ戦以来の白星を狙う。

西勇は今季初の巨人戦登板。昨季はカード別最多の3勝をあげ、相性は上々だ。自身4連勝中の伊藤将は当初10日ヤクルト戦にスライド先発予定だった。9、10日と2度登板が飛んだ形だが、矢野監督は「自分の投球ができているので心配していない」と中11日で14日先発へ。巨人戦では今年5月22日に甲子園でプロ初完封を飾っており、再びの快投に期待がかかる。

15日からの中日3連戦は青柳、才木、ガンケルの順番で先発する予定。才木は3日中日戦で1159日ぶり白星をあげたばかりで、勢いを加速させたい。

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