ヤクルト小川泰弘投手(32)が、後半戦初戦となる29日阪神戦(甲子園)に先発する。28日、神宮外苑で前日調整を行った右腕は「大事な試合になると思うんですけど、普段通り自分の力を出し切ることが大事。1球1球、しっかり積み重ねて、チームの勝利につなげたい」と冷静に意気込みを示した。

今季阪神戦は、ここまで3試合に登板し2勝0敗、防御率1.89と好相性。5月3日の甲子園では6安打完封で今季1勝目を挙げている。今年2度目となる甲子園での登板に向けて「風の方向、強さによって攻め方も少し変わったりすると思うので、そこはキャッチャーとしっかり話してやっていきたい。大胆に攻めるとこは攻めていきたいです」。右翼から左翼方向に吹く「浜風」を意識しつつ、強気な投球で勝利に導く決意だ。

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