中日根尾昂投手(22)が投手転向後初の先発マウンドに上がった。

先頭・蛭間拓哉外野手(早大4年)にはカウント3-2と粘られたが、7球目151キロ直球で中飛に。2番・丸山竜治捕手(21=ホンダ熊本)には7月29日広島戦で計測した自己最速に1キロ満たない153キロを投げ、最後は、152キロ直球で空振り三振に打ち取った。大阪桐蔭の1学年先輩に当たる3番・泉口友汰内野手(23=NTT西日本)には152キロ直球で二ゴロに打ち取り、3者凡退で登板を終えた。「すごく緊張しました。3人で終われて良かったです。藤原選手がヒットで出塁し、先制のホームを踏んでくれてうれしいです」と、プロ入り後、初先発を振り返った。

大学・社会人選抜4番で大阪桐蔭同学年の山田健太内野手(22=立大)との対戦はなかったが、同学年のロッテ藤原が、1回先頭で左前打を放ち先制点を演出した。

根尾はプロ入り後、内野、外野を経験し、今季から投手に転向。先発は大阪桐蔭時代の18年10月1日の福井国体1回戦、下関国際戦(福井県営球場)以来1400日ぶり。1イニングを16球無安打無失点で出番を終えた。

 

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