西武のサブマリンこと与座海人投手(26=沖縄尚学)が、沖縄対決で屈した。

同郷で興南出身のオリックス宮城との投げ合いで、2回に先制点を許した。それでも直後の打者から13者連続凡打に打ち取る快投を披露。ところが、打線は宮城を攻めあぐね、無得点に抑えられた。与座は7回にも追加点を許し、7回4安打2失点で降板。「オリックスとは今季2度目の対戦でしたが、打者と駆け引きしながら、自分らしい投球をしようとマウンドにあがりましたが、先制点を与えてしまったのが反省点です」と振り返った。

自身初の10勝目はお預け。4敗目を喫した。「中盤は、なんとか修正して立て直せたのですが、7回の1点は、この先勝っていくうえで、いかにあの1点を防ぐことができるかが重要になってくると思います。今日は粘りきれませんでした。(2回と7回のピンチのときは)冷静に、1人1人やるべきことを整理していくということで、しっかり間が取れたのは良かったと思います」。

チームも2連敗。「ここからが本当に大事な試合になってくるので、マウンドに上がるからにはチームに勢いを持ってくるピッチングをしたいと思います」と切り替えた。

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