DeNA山崎康晃投手(29)が、阪神戦で今季30セーブ目を挙げ、プロ野球史上最年少で、史上8人目の通算200セーブを達成した。
山崎がマウンドに上がったのは、4点差の9回2死一、二塁の状況。通常、セーブといえば「3点差以内」と認識しているファンが多いと思うが、なぜ今回のケースはセーブが記録されたのか。
セーブとは、勝利した試合の最後を投げきり、勝ち投手でない場合に、以下の3つの条件のいずれかを満たすと与えられる。
<1>3点リード時に1イニング以上投げた場合
<2>2者連続で本塁打が出ると同点か逆転される場面で投げた場合
<3>3イニング以上投げた場合。
この日の山崎は走者2人を置いた4点リードで登板。つまり<2>に当てはまるので、セーブがついたということだ。