DeNAが横浜スタジアムでの連勝記録を“村神様”に「17」で止められた。投手陣が首位ヤクルトをけん引する村上宗隆内野手(22)に2本塁打を浴びて完敗。6月28日阪神戦から1分けを挟んで続けてきたホームでの白星街道は約2カ月ぶりに終点を迎えた。

三浦大輔監督(48)は「連勝ストップしたことは残念ですけど、これを引きずらないように切り替えて、なんとしても明日取れるように準備してやっていきます」と話した。

先発した大貫は5回まで走者を出しながらも粘りの投球で無失点も、6回に村上にメモリアルアーチを被弾した。無死一、二塁の場面で史上最年少の通算150本塁打となる先制46号3ランを献上。その後もピンチを背負って降板すると、2番手の宮国がオスナに14号2ランを打たれて、一挙5失点となった。

6回裏に代打戸柱の3号ソロ、4番牧の21号2ランで3点をかえして高めた反撃ムードを消し去られたのも村上だった。3番手の三上が7回に2ボールから、甘く入った143キロの直球を捉えられて2打席連続となる47号ソロを被弾。警戒していた“村神様”が無類の強さを誇ったハマスタに降臨し、チームは7月22日から24日までの3連敗以来となる約1カ月の2連敗。首位攻防第1ラウンドを落として、首位ヤクルトとのゲーム差は「5」に広がった。

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