プロ野球は来季も登録枠の拡大が決まった。12球団と日本野球機構(NPB)による理事会・実行委員会が5日、開かれ、コロナ対応を来季も一部継続することが確認された。今季同様、出場選手登録は従来の29人から31人、外国人選手登録は4人から5人、ベンチ入りは25人から26人(ベンチ入り外国人は4人)に拡大する。NPB井原敦事務局長は「外国人選手の調査は始まっている。枠がどうなるかは必要な部分。来年の感染状況は想像できないので、現時点をベースに考えた」と早めに決めた理由を説明した。延長12回、トレード期限7月31日も今季同様とする。また今秋ドラフト会議は昨年同様、無観客の予定が報告された。

現役ドラフトについては、プロ野球選手会とほぼ合意に達している。移籍する選手のメディカル情報を、どう事前に他球団に伝えるかといった点を協議した。