広島が上本崇司内野手(32)のプロ1号などで、球団最多タイとなる1イニング12得点を挙げ、逆転した。

1点を追う3回。まずは無死一、三塁で松山竜平外野手(36)が左前適時打を放ち、同点とした。

相手失策で勝ち越し、2-1と1点リードの2死満塁では野村祐輔投手(33)が右前に2点適時打を放ち、点差を3点に広げた。野村の安打は20年以来2年ぶりで、打点は19年以来3年ぶり。適時打となると17年8月15日阪神戦で右前適時打を放って以来1852日ぶりとなった。

次打者堂林翔太内野手(31)は2死一、二塁で左翼に8号3ランを放ち、7-1とさらに点差は広がった。

松山のこの回2本目の適時打や、坂倉将吾捕手(24)の14号3ランなどで11-1とすると、上本も勢いに乗った。

2番手山本大貴投手(26)の初球をとらえ、この回3本目の本塁打を左翼に運んだ。プロ10年目、477打席目で初の本塁打を放った。

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