広島が接戦を落とし、3位タイ浮上のチャンスを逃した。それどころか、1日以来2週間ぶりに5位に転落した。

■森下6回途中7安打6失点で8敗目

先発の森下暢仁投手(25)が3度のリードを全て守れず、最後はリードを与えた。

4-3と三たびリードした直後の6回は1死から連打で1死一、二塁をつくられ、梅野隆太郎捕手(31)に右中間へ2点適時三塁打を浴びた。この試合初めてリードを許し、ここで降板。代わった森浦大輔投手(24)がジェフリー・マルテ内野手(31)に犠飛を許し、森下は5回1/3を6失点となった。

■キャリアハイ更新に4度目の足踏み

勝てばキャリアハイ更新の11勝目だったが、8月16日の中日戦(マツダスタジアム)に10勝目を挙げた後、4戦勝ち星がない。

■試合のない巨人に抜かれ5位転落

勝てば8月18日以来の3位タイ浮上だった。これで試合がなかった巨人に抜かれ、9日以来の5位に転落。クライマックスシリーズ(CS)圏の3位阪神には2ゲーム差に離された。今季は残り8試合。大きな1敗となった。

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