北海学園大が東海大北海道を2-1で下し、リーグ優勝へ望みをつないだ。

エース帯川瑠生投手(3年=札幌国際情報)が、7回4安打1失点と試合をつくった。負けられない試合の先発を任された左腕は「力むことなく、集中して自分の投球ができたかなと思う」と胸をなでおろした。

中盤の5、6回に味方打線の援護を受けると、落ち着いた投球をみせた。7回に1失点も131球を投げ役目を果たした。「今日は変化球主体でストライクと空振りが取れて、打ち取ることもできた」。8回から2番手で登板した右腕の堀川怜央投手(1年=札幌第一)が無失点に抑え、1点差を逃げ切った。

首位の星槎道都大に追いつくには、リーグ戦残り2試合で2連勝が絶対条件となる。帯川は「とにかく勝つこと。次任された時も相手を圧倒するような投球をしたい」と意気込んだ。