広島が延長11回の末に敗れた。

1点を追う1回に4番マクブルームの3ランで逆転するも、その後は走塁ミスやバントミスが響いて追加点を奪えなかった。5回途中降板の先発九里ら投手陣が計11四死球。2失策も重なった。勝ちパターンの2投手がそろってイニングまたぎする総力戦も、延長11回に守護神栗林良吏が2失点。チームの連勝が止まり3位巨人に1ゲーム差と、CS争いから1歩後退した。佐々岡真司監督(55)の試合後の談話は以下の通り。

 

-最後は栗林投手が失点

佐々岡監督 あそこはもう栗林しかいないということで、今日はイニングまたぎをした。栗林で負けたということはしょうがない。これは、2イニング目行かせた僕の責任です。

-投手全体で11四死球

佐々岡監督 そうですね。攻めた結果であるんでしょうけど、もったいないと言えばもったいない。攻める気持ちは大切ですけど、結果をみればもったいない。

-走塁ミスとバントミスも響いた

佐々岡監督 ノーアウトだったのでね。暴走と好走の(紙一重)というところ。ノーアウトだったので、あそこは無理する必要はなかったかなと思います。

-8回の好機で小園選手、磯村選手をそのまま打席に

佐々岡監督 磯村のところで松山(を代打)というのも考えたけど、一塁が空いていたら歩かされるというのもある。松山を歩かされたら…と、いろいろ考えた中でそのまま行かせた。

-ベンチを外れた野間選手は

佐々岡監督 何らかのアクシデントが練習中にあって、今日は上がりにしました。明日以降はまた様子を見ながら。そこまでひどいことではないと思います。

-21日は移動試合で阪神戦

佐々岡監督 もう5試合なので、切り替えて1戦1戦。一戦必勝でいくしかないと思います。

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