阪神西純矢投手(21)がプロ初の救援登板で3回2/3を2安打無失点と好投した。

先発の伊藤将司投手(26)が自身最短の1回1/3を4失点で早期降板。「第2先発」で準備していた右腕に白羽の矢が立った。

1点ビハインドの2回1死満塁から登板。4番マクブルームに右犠飛を浴びたが、なおも2死一、三塁で5番松山を遊ゴロに仕留めた。

そのまま2回1死で打席に立って右飛を放つと、3回以降もマウンドへ。4回1死満塁で4番マクブルームを遊ゴロ併殺打に封じるなど、粘投でゲームを立て直した。

西純は試合前時点で今季12試合に登板し、6勝3敗、防御率2・93。先発予定だった2日前の19日ヤクルト戦が台風で流れていた。