ロッテ佐々木朗希投手(20)の夢は持ち越された。レギュラーシーズン最終登板のソフトバンク戦(ペイペイドーム)は6回1失点。同点で降板し、自身初の10勝目はならなかった。

佐々木朗はソフトバンク戦後に「大きなケガなく、1年間投げられたことが一番の収穫かな」と今季を振り返った。終盤には疲労回復で登板間隔も空いたが「他の投手みたいに200イニングとかをいきなり投げられるとは自分では思っていなかったですし、その中で140イニング近く投げたかったので、そこ(129回1/3)はすごく良かったかなと思います」と完走への収穫を口にした。この日は4盗塁を決められるなど課題も残る。井口監督は「来年以降クリアできるようにしていかないと、足をすくわれることもあると思いますので」と成長を願っていた。