中日が2試合を残して、6年ぶりの最下位が決まった。2年目の先発、高橋宏斗投手が5回6失点と乱調。打線は初回のビシエドの適時内野安打を含む3安打1得点でDeNA投手陣を攻略できなかった。試合後の立浪和義監督(53)の一問一答は以下の通り

 

-高橋宏は初の中6日登板で打ち込まれた

「初めてだから、本人しか分からないが、確かに今日は球が良くなかった。やっぱり打たれたくない、いい打者にボールが先行して、きょうは明らかにやられてしまった。逃げているわけではないが、打たれたくないからコースを狙い、カウントを悪くしたら打たれる。やっぱりストライクを先行しないといけないと思う」

-球の強さはどうか

「うーん。打席に立ってないから分からないが、見てる感じは、いつもより球威がないかなと思った。もちろん、ずっと良いということはないので、よい教訓として。次はないですけどね、また鍛えてやっていけばいいんじゃないですか。(1年を振り返って)トータルしたら来年以降も期待を持てる投球はしてくれた」

-打線は3安打1点

「3安打じゃ勝てない。途中で点差を広げられたが、それまでに追加点を取れなかったのが、こういう結果になった」

-最下位が確定した

「しっかりと受け止めて、また出直していくしかないと思う」

-チーム打率は去年より上がっているが、得点圏打率が下がっている

「得点圏と本塁打が圧倒的に少ない。後ろにつないでいく打撃もなかなかできていない。課題はたくさんある」

-1番岡林、2番大島が無安打

「当然、意識はしていると思うが、まず1、2番が出ていい形を作らないと。あと2試合。2人には思い切ってやってもらいたい」