2人の新監督が就任会見に臨んだ。ロッテ吉井理人監督(57)は本拠地ZOZOマリン、西武松井稼頭央監督(46)は都内のホテルで、それぞれの“カラー”を表明。複数年契約で、背番号は現役時代にも背負った「21」に決まった吉井監督は、チームの現実にド直球でダメ出ししながらも常勝軍団へ引っ張り上げるカントクとなることを宣言。コーチ時代と変わらず背番号「77」を背負う松井監督は現役時代、日米通算465盗塁をマークした「足」を使って1点を突き詰めるスタイルでの覇権奪回を掲げた。

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12球団のうち、5監督が米大リーグのメッツに所属経験のある人となった。西武から03年オフに同球団に移籍した松井監督は「考えたら、すごいですよね。たしかに。これも何かの縁なのか」と話した。ロッテ吉井監督、ヤクルト高津監督、日本ハム新庄監督、楽天石井GM兼監督も過去にメッツでプレーしていた。