来季、最下位からの巻き返しを狙う日本ハムが補強第1弾を発表した。

阪神の江越と斎藤、日本ハム渡辺と高浜の2対2の交換トレードが成立。俊足強肩の右打者として阪神に14年ドラフト3位で入団した江越獲得には、新庄監督の強い希望もあった。稲葉ゼネラルマネジャー(GM)は「江越選手については、ボス(新庄監督)からも名前が挙がっていて、気になっている選手という話は以前からあった」と明かし「足も速くて、守備も非常にいい。打つ方は、阪神では結果に結び付かなかったかもしれないけど、新たな場所で変わる可能性は十分にあるので楽しみ」と、期待を寄せた。

18年ドラフト4位で阪神入りした斎藤は、今月15日のフェニックスリーグで最速161キロを計測。この数字は、日本ハム投手陣に入れば最速となる。同GMは起用法について「分からない」としながらも「球が強くて速いのは魅力的。思い切ってやっていただきたい」と話した。