ヤクルトが2勝1分けからまさかの4連敗で、球団史上初の2年連続日本一を逃した。

高津臣吾監督の試合後会見は以下の通り。

 

-8回追い上げて粘った

うーん、まあ、うーん、やっぱ悔しいね。去年勝てて、オリックスは同じ相手で。彼らは去年こういう気分だったのかなと。この悔しさは絶対忘れちゃいけないなと、思いました。

-右翼席のファンに頭を下げて込み上げるもの

今年1年、たくさんお客さん入っていただいて。この時期まで試合ができたことはすごく素晴らしいことだと思いますし、本当に、常に満員の中でね。僕は監督になって初めてですけども、満員の中で試合ができたことはすごく幸せに思いました。最後勝ってね、終わるとこを見せたかったんですけど。ちょっとそれがかなわなくて、申し訳ないなと思います。

-選手たちへの思い

思い返せば苦しいことばっかりで、弱音も吐かずに、選手はよく頑張ってくれたと思います。本当にしんどい時もね、歯を食いしばって、みんなで声を掛けながら乗り切った2022年だったと思ってますし。今日負けましたけども、勝てなかったのは残念ですけど、負けたことがダメじゃない。ここまでこれたことが素晴らしいと思っているので、選手をたたえたいと思います、褒めたいと思います。

-村上は1年間奮闘

それぞれ、みんなしんどい思いしてね。今日このシリーズ、勝って一番になることを目指して2月1日から頑張ってきたんですけどね。最後にこの目標はかなわなかったですけど、ここまで頑張ってきたということは、決してなくなるものではないと思うし。この先、来年以降、まだ野球人生続くわけでね。この1年を踏み台というか、いい思い出にしちゃいけないのかもしれないですけども、悔しさを持ってまた、人として野球人として、大きく成長してほしいなと思います。

-最後オリックス中嶋監督にどんな声を掛けた

去年と同じ対戦になって、やっぱり、すごくいいチームをつくられたと思います。同級生、同い年で、昔からよく知ってるわけではないですけど、会えばしゃべる間柄だったので。今年の対戦もすごく楽しみにしてたんですけども、昨年とはちょっと違うチームをつくりあげてきましたし、見習うところはたくさんあるなと思いました。

-来年戦う上で大きな経験

そうですね。若い選手もたくさん出ましたし、昨年とまた違った結果になりましたけど、繰り返しになりますけど、今後の自分の野球人生においてもすごく大きな1年だったねって将来言えるように、これをステップの年としてほしいと思います。来年以降にこの難しかった1年を、最後悔しい思いをしたこの気持ちを、大事にして成長していってほしいと思いますね。

-悔しさを経験してプラスになること

いや、それはちょっと個々で考えたらいいのかなと思います。ただ、絶対忘れちゃいかん、今の心境だと思います。

-若手を鍛え上げてここに

本当によくこの1年頑張ったなと思う部分と、もっともっと、まだまだだなと思うところと、2つあります。今日すべてが終わったので、1回リセットして、また次に向かっていきたいと思います。

-2年連続の日本一を目指した

シーズン中もずっと言ってきましたけど、やっぱり勝ちたかったです。それはどんな試合でもそうだし、ありえないですけど、全試合勝ちたいと思ってグラウンドに立っていました。それは今日も変わらず、思ったところなんですけど、かなわなかったですね。

-どんな悔しさ

一番は勝たせてあげたかったなと思いますね。

-8回の攻撃の粘り

つなぎだったり粘りだったり、あとひと踏ん張りだったり、ずっと強調してきた今年のチームだったので。1点届かなかったですけど、中盤のリリーフから終盤の追い上げってところはすごくよくできたのかなと思います。今年の野球を、スワローズを象徴していた後半だったのかなと思います。

-塩見は守備の乱れあったが、得点しようという思いもあった

成長しなきゃいけないですね。うまくいくことばかりじゃないですし、ミスがあって当然の野球だと思ってますけど、本当に強いチームをつくるんだったら、ミスを少なくしていかなきゃいけないと思いますし、今の気持ちを大事にしなきゃいけないなと思いますね。

-日本一を奪い返す23年

強いチームをつくりたいと思います。

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