阪神から日本ハムにトレード移籍した斎藤友貴哉投手(27)が、元同僚の前に立ちはだかった。

1点ビハインドの5回に登板。いきなり、阪神の元チームメートであり18年ドラフト同期だった侍ジャパン近本光司外野手(27)と対戦した。

初球157キロでストライク。1ボール1ストライクから投じたフォークは驚異の151キロを計測。これを近本が打ち返したが二ゴロとなり、軍配は斎藤に上がった。

さらに続く近藤健介外野手(29)は159キロ直球で三ゴロに仕留めた。この日最速の数字がビジョンに表示されると、満員の東京ドームのファンもざわついた。斎藤は2死をとったところでお役御免となり、マウンドを降りた。

新庄剛志監督(50)が来季の守護神候補の1人に挙げる剛腕。新天地で日本代表を相手に、最高のアピールを果たした。