阪神岡留英貴投手(23)が14日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸720万円で判を押した。

亜大からドラフト5位で即戦力の期待がかかったが、新型コロナ感染で出遅れた。ウエスタン・リーグ36試合で防御率1・54と活躍。出場選手登録は2度あったが、登板はかなわなかった。

「来年は1年間1軍でと言われました。登板数にこだわって、40試合くらいを目標に。中継ぎ陣の層の厚さは感じている。みんな意識が高い。そこにしっかり入っていかないと」。貴重なサイド右腕だけに来季への期待は大きい。(金額は推定)