西武ライオンズからドラフト3位指名を受けた九州国際大付・野田海人(かいと)捕手(17)が14日、北九州市内のホテルで入団交渉を行い、合意した。契約金5000万円、年俸650万円(金額は推定)。

交渉を終え、日本一の捕手を目指して気持ちを新たにした。捕手としては「自慢のスローイングを武器に(ソフトバンク)甲斐拓也選手のような球界を代表するキャッチャーになれるよう頑張って行きたい」。打っては「(西武からFA権を行使した)森友哉選手のような、打てる選手になりたい」と気合。「甲斐+森」を理想に掲げ、球界最強の強肩強打の捕手を目指す。

リード面では、甲斐捕手のように「各ピッチャーの良さを引き出すキャッチャーを目指して行きたい」とし、西武の中では「平良(海馬)選手の球を受けてみたい」と声をはずませた。

西武から5位指名を受けた近江・山田陽翔投手(18)の存在もモチベーションだ。実はドラフト会議前に「ラインで一緒の球団になれるといいな」と連絡を交わして、夢が実現した。バッテリーを組む約束もしたといい、本契約を経ての入団を心待ちにした。【菊川光一】

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