第53回明治神宮大会が、開幕する。初日は高校の部2試合、大学の部2試合が予定されている。

 

【第3試合（午後1時半）環太平洋大（中国・四国3連盟）－国際武道大（関東5連盟第2代表）】

環太平洋大は、4年ぶり6回目の出場。前回出場した18年は準優勝だった。今年6月の全日本選手権では、初戦で東海大北海道にノーヒットノーランで敗れた。神宮での悔しさを晴らす舞台になる。

国際武道大は、10年ぶり8回目の出場。千葉県大学リーグ優勝で、関東地区大学野球選手権でも準優勝を飾った。同選手権では、山口塁投手（横浜商）、北里拓海内野手（東海大大阪仰星）ら1年生も活躍。選手層は厚い。

 

【第4試合（午後4時）関大（関西5連盟第2代表）－東農大北海道オホーツク（北海道2連盟）】

関大は3年ぶり8回目の出場。主将の上神（うえがみ）雄三内野手（4年＝佐久長聖）が打線をけん引する。来年のドラフト候補に挙がる有馬諒捕手（3年＝近江）にも注目だ。

東農大北海道オホーツクは、2年連続4回目の出場。楽天ドラフト4位の伊藤茉央投手（4年＝喜多方）は、最速148キロのサイド右腕。大学最後の大会で、存在感を見せる。