21年シーズン途中から阪神の本塁打パフォーマンスを盛り上げた「虎メダル」の返還式が行われた。

21年は坂本誠志郎捕手(29)の手作りのものだったが、今季はファンの製作物を募集。それらを本塁打を打った選手の首にかけていた。

発起人の坂本に加え、今季23本塁打の大山悠輔内野手(27)、今季20本塁打の佐藤輝明内野手(23)が、グラウンドに集まった25人のファンにメダルを返還した。

大山は「最初は(坂本作の)アメのカンカンみたいなやつから始まってどんどんクオリティーが上がってすごかった」と、質の高い作品の数々に驚いていた。

佐藤輝は「たくさんの種類のメダルをつくってもらって、選手も喜んでいた。食べ物のメダルとか、たこやき(を模したメダル)とかが(印象的)」と創意工夫をこらした品々に感銘を受けていた。

虎メダル運営の中心を担った坂本は「最初、本当に遊び心から始まって、(今季から募集して)まず来るのかなと心配していた。使い切れないくらい届けてもらって、お金かかってて申し訳ないなと思っていたが、選手も『今日はどんなん来てるんやろ』と興味があった。ご協力いただいて、ありがとうございます」と、熱心なファンのエールに感謝した。

 

【関連記事】阪神ニュース一覧