九州アジアリーグの火の国サラマンダーズは29日、広島を戦力外となった山口翔投手(23)の入団内定を発表した。

熊本市出身の山口は、熊本工から17年ドラフト2位で広島に入団。2年目にプロ初先発初勝利を挙げるも、その後はけがもあり結果を残せなかった。今オフ戦力外となったが、現役続行を希望していた。

神田康範球団社長兼GMは、クラブを通じて「このたび、山口翔選手の火の国サラマンダーズへの入団が決まりとてもワクワクしております。年齢的にも実力的にも必ずNPBに返り咲けると信じこのたび故郷の球団としてオファーを出し、快諾し頂きました。また昨年、同じカープ出身の小窪哲也が当球団を経由しロッテに現役復帰するという快挙もあり、不思議な縁も感じております。オファーした時も、必ず『小窪エピソード2』を作ろうと約束をしました」とコメントした。