最優秀バッテリー賞の表彰式が7日、都内のホテルで行われ、パ・リーグで受賞したオリックスの若月健矢捕手(27)が出席した。山本由伸投手(24)は所用で欠席した。2人の受賞は2年連続。

昨年に続いて投手タイトルを総なめにした山本はビデオメッセージを寄せ「受賞席に出席できずにすみません。去年、また来年も若月さんと取りたいと話していたのでうれしく思います。シーズン通して僕をリードしてくださり、本当に若月さんには感謝の気持ちでいっぱいです。また受賞できるようにしっかりトレーニングをして頑張ります」とコメントした。

若月は「春先に7失点くらいしてしまって、1カ月間くらいバッテリーを組めなかった。悔しくて、責任を感じた」と5月3日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)を振り返った。だが、久しぶりにコンビ復活した6月18日の西武戦(ベルーナドーム)でノーヒットノーランを達成。「いろいろコミュニケーションをとりながらやった結果、素晴らしい形で終われた。本当にプライベートの時もかわいい後輩。弟のような存在です。でも僕の配球ミスを(指摘して)あおってくるところが嫌いですね」と笑わせた。

来年は西武から森友哉捕手(27)がFA移籍してくる。「森選手は高校時代から同学年で知っている。すごいところ、素晴らしさは一番分かっているつもり。高い壁になると思うが自分らしく頑張っていきたい。1試合でも多くの勝ちに関われるようやっていきたい」と決意を込めた。

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