村上ロードだ! ヤクルト長岡秀樹内野手(21)が7日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、年俸600万円から2700万円増の年俸3300万円でサインした。450%アップは高卒2年目で新人王を獲得した村上(800万円→4500万円)の463%増とも僅差で「すごく評価してもらった。にやけが止まらなかったです」と納得顔。大活躍で「青木さんにスーツをいただいた」のも村神様と同じ“出世コース”。目標の「チームの顔」になるべく、さらなる成長を目指していく。

今季は高卒3年目で遊撃の定位置を獲得。139試合に出場し、打率2割4分1厘、9本塁打、48打点。遊撃手として球団では03年宮本以来のゴールデングラブ賞を獲得するなど、攻守でリーグ連覇に貢献。「すごく充実した1年だった」と振り返る。青木から新調してもらったスーツについては「ちょっと派手なのがいいと。お楽しみで」とニヤリ。色や柄は明かさなかったが、今後も活躍すれば、今年「スーツオブザイヤー」を受賞した村上のように「青木のスーツ」を着る機会も増えそうだ。

真価の問われる来季に向けて色紙に「飛躍」と書き込むと「143試合フル出場出来るように。3割打ちたい気持ちが強いですし、ゴールデングラブ賞をとり続けられるような常連選手になりたい」と力強く宣言した。背番号も「58」から「7」に変更。さらなる「飛躍」で先輩同様、チームの中心となっていく。【鈴木正章】

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