巨人が来季の新外国人選手としてルイス・ブリンソン外野手(28)を獲得調査していることが8日、判明した。

身体能力を生かした外野守備とパワーのある打撃が魅力で、外野の全ポジションを高水準でこなすことができる。今季はジャイアンツで16試合に出場し、打率1割6分7厘、3本塁打で10月にFAとなっていた。3Aでは87試合で打率2割9分8厘、22本塁打、63打点と好成績を残していた。

12年にドラフト1巡目(全体29位)でレンジャーズに入団。18年はキャリアハイとなる109試合に出場して打率1割9分9厘、11本塁打、42打点を記録した。10歳で父親を病気で亡くしており、母親に女手一つで育てられてきた。18年にはグッドガイ賞も受賞しており、常にポジティブ思考。性格面で問題はなさそうだ。

巨人は今オフ、ウォーカー以外の外国人選手8人を自由契約とした。獲得が発表されたタイラー・ビーディ投手(29)、本格調査に乗り出しているフォスター・グリフィン投手(27)とヨハンダー・メンデス投手(27)に続いて4人目、野手では1人目の新外国人候補となった。

◆ルイス・ブリンソン 1994年5月8日、米フロリダ州生まれ。コーラルスプリングス高から12年ドラフト1巡目(全体29位)でレンジャーズ入団。16年にブルワーズ移籍し、17年にメジャーデビュー。18年にマーリンズに移籍し、自己最多11本塁打。今季はジャイアンツで16試合に出場し打率1割6分7厘、3本塁打、4打点。3Aでは87試合で22本塁打を放った。196センチ、96キロ。右投げ右打ち。

【関連記事】巨人ニュース一覧