広島正随優弥外野手(26)が9日、第1回「現役ドラフト」で楽天から指名された。

正随は大阪桐蔭、亜大を経て18年ドラフト6位で入団。通算4年間で1軍21試合出場、打率1割2分1厘、2本塁打。今季は1軍出場がなかったが、ウエスタン・リーグでは75試合出場で打率2割6分2厘、8本塁打、40打点を記録していた。

正随はこの日、広島球団を通して以下のコメントを出した。

「突然のことで驚いていますが、これをチャンスととらえて楽天で頑張りたいと思います。カープファンの皆様、今まで応援いただきありがとうございました。広島では1軍の舞台で活躍する姿をお見せすることはできませんでしたが、新天地で活躍する姿をお見せできたらと思います。これからも応援のほど、よろしくお願いします」

◆正随優弥(しょうずい・ゆうや)1996年(平8)4月2日生まれ、広島県出身。大阪桐蔭3年夏の甲子園優勝メンバーで4番打者。亜大を経て18年ドラフト6位で広島入団。20年9月18日ヤクルト戦でプロ初安打が本塁打。180センチ、100キロ。右投げ右打ち。外野手。来季推定年俸700万円。祖父三原卓三さんも広島に所属した元プロ野球選手。

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