ソフトバンク柳町達外野手(25)が15日、福岡市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2100万円増の来季年俸2900万円でサインした。

3年目の今季は自己最多の107試合に出場。本塁打こそなかったが、打率2割7分7厘で栗原や上林が故障で抜けた外野の穴をカバーした。

来季に向けては「143試合フルイニングで出て、打率は3割以上、本塁打を5本以上打てるようにやっていきたい」と意気込み。1月の自主トレは中村晃の下で行ってきたが、このオフは独立して1人で自身を追い込む。「自分1人で考えて、自分のためになるものはなんだろうとやることも大事なのかな。体力面、筋力アップを目標にやりたい」と決意を語った。

今月に婚姻届を提出し、大学時代から交際していた東京出身で同い年の一般女性と結婚したことも発表。「自分1人ではなくなるので、より一層頑張っていきたい」。外野には日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使して移籍した近藤も加入し、激しいポジション争いが予想されるが「ぼく自身が極めてやるしかない。他人を意識している余裕はない。自分のやることをしっかりやっていきたい」と一心不乱に自身を磨く。(金額は推定)