楽天島内宏明外野手(32)がバットを変える。昨季のタイプから太めに変更。重さも880グラムから870グラムと軽めにする。「もっとトップを深くして、扱いやすいバットにする」と明かした。

21年は打点王、昨季は最多安打と2年連続で打撃タイトルを獲得。今季も安定した結果を残すため、武器も磨いていく。「ヘッドに重みを感じた方がいい時もありますし、2、3種類バットを作っていきたい。1個は扱いやすいようなバットを用意してもらっています」と説明した。

シーズン中の試合前練習では、バットを5~6本ほどを手にして打撃練習に励む。同じものはなく、重さや長さはすべて違う。状態に合わせながら、その日使用するバットを決めるほど、こだわりは強い。「本当は同じ型でやりたいというのはあるんですけど、自分の力量じゃなかなかできない。その時に合ったものを選択したい」。今季もバットは3~5種類ほど作る予定。新たなバットで打線をけん引する。

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