DeNAのドラフト1位ルーキー大阪桐蔭・松尾汐恩捕手（18）が、出世部屋に入った。7日、横須賀市の青星寮に入寮。新人時代から大活躍し、WBCでの日本代表入りも決めた牧秀悟内野手が使っていた部屋に決まった。「偉大な先輩に負けないように頑張っていきたい。今まであまり験を担いでいなかったが、今日から信じようかなと思います」と笑顔を見せた。
年始は家族で石清水八幡宮に参拝し、おみくじを引いた。結果は「吉」だったが「中途半端。どんどん上がっていくようにしたい」と決意を新たにしていた。さっそく、球団から縁起のいい部屋を割り当てられた。
寮には「shion」と名前が大量に書かれたブランケットを持ち込んだ。高校のチームメートから贈られた一品に「常に持っておきたい」と期待をパワーに変換するつもりだ。高校の先輩、ロッテ藤原恭大外野手とは会食し、「プロ野球の世界はこんなものだぞ」というレクチャーを受けた。体重も筋力トレーニングで2キロ増。心も体も充実し、8日からの新人合同自主トレに万全で臨む。
