無償トレードでロッテから中日に復帰が決まった加藤匠馬捕手(30)が11日、名古屋市内の球団事務所で会見を行い、「入団した球団に戻ってこれたことはとてもうれしく思う。チームが優勝を争う中で1勝でも多く貢献できるように頑張りたい」と抱負を述べた。背番号は「69」に決まった。

14年のドラフト指名以来、2度目の中日入団会見となった強肩捕手は再度、レギュラー争いに挑む。正捕手としての木下の存在を認めた上で「高い壁ですがユニホームを着ている以上、レギュラーをとるつもりで」と強い決意を示した。

21年のシーズン中に加藤翔との交換でロッテに移籍し57試合に出場も22年は24試合にとどまり、中日の捕手層が薄くなったことで、1年半での復帰となった。

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