ヤクルト中村悠平捕手(32)がWBCから始まる長いシーズンを完遂するため、姿勢矯正器具の実用を始めた。

「腰痛持ち」と話し、悩み続けたウイークポイントを解消するため昨年12月初旬から試すのが「姿勢サポーター」。体に直接巻き付け、強制的に上体を起こして正しい姿勢を保てる器具だ。

「大前提は1年間ケガをせずに、フルで戦うことがベスト。そのために何をすべきか逆算しながら考えた」。昨季は下半身の張りで開幕マスクには間に合わず、1軍復帰は5月3日と出遅れた。

WBCへの体づくりも必要で「例年より調整も仕上げも早めなければいけない」と話す一方で、「そこに固執しすぎてケガをすることが一番もったいない」と慎重な姿勢も見せる。矯正器具で体の不安をできる限り拭い去り「ケガしない境界線を見極めながらやりたい」と最高の自主トレ、キャンプへとつなげる。

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