ロッテの益田直也投手(33)が14日、静岡県内でのロッテ選手10人による合同自主トレを公開し、守護神としての優勝を誓った。オスナ(現ソフトバンク)が抜けた抑えの座を争う競争もあるが「まだ若い子に負けるつもりはない。去年はしょうもない成績だったので、今年は登板数とセーブ数でキャリアハイ」と信頼を取り戻す決意だ。

登板数はルーキーだった12年の72試合超えを目指し、通算645試合に上積みして、歴代最多中日岩瀬の1002試合を追う。セーブ数は21年の38セーブ(昨季は25)を目標に、あと18に迫る通算200セーブも「早めに達成」と意気込んだ。

毎年恒例“益田塾”は、午前中に長短のランメニューや体幹トレで鍛え抜き、午後は疲労感ある中でどう投打を確立するかがテーマだ。「1人じゃ出来ない部分も、正直ある。チームが優勝したいので、来ている選手たちもサポートしていきたい」。継続が決定した選手会長として自他ともに厳しく。【鎌田直秀】

○…“益田塾”に参加している岩下が、吉井監督に先発起用を直訴したことを明かした。「先発で心残りなことがあるので『やらせてください』と言いました」。昨季は1勝に終わり、21年は前半で8勝したにもかかわらず後半0勝。「結果は後からついてくると思うのですが、ローテに割って入れるように準備していく」とブルペン入りし、2ケタ勝利を狙う剛腕を披露した。

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